鉄道隊長の鉄道日誌
 
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2012年7月6日を表示

3次元アリさん

出典 日テレ系アニメ「宇宙兄弟」第13話「3次元アリ」より
この話は辛口コメントが売りのキャスターにJAXAが抗議文を送ろうと検討し、それを閉鎖空間で訓練している主人公南波六太ほかが書こうとし、ムッちゃん(六太のあだ名)が子供の頃聞いた野口聡一さんの講義を思い出した時の話。ちなみにこの話の野口聡一さんの声はなんとご本人がやってくださっていました。我ながら感謝。

なんで人間が宇宙に行くのか。環境やら人種やらの問題があるけどなんで宇宙に行くのか。そんな時に例え話をします。
皆さんがアリだと思ってください。ここに1本の線を地面に書いてください。そして皆さんはこの線の上を前後にしか歩けない1次元アリさんだと思ってください。皆さんはこの線の上を前に行くか後ろに行くかしかできないアリさんなのです。
で、ここに僕(野口さん)がポンと石を置いたとします。そうすると1次元アリさんは前に行こうとしても石がジャマで前に進めませんね。つまりこれで世界の終わりなのです。
そこに、前後と左右に動ける2次元アリさんがやってきます。2次元アリさんはその小石を見てこう言います。「横に廻っていけばいいじゃない。」
そうして2次元アリさんはその小石を避けて進むことができました。
今度は横方向にずーっと続く壁があったとします。2次元アリさんは困っちゃうわけですね。前後にも行けないし左右にも行けない。2次元アリさんにとっては世界の終わりになっちゃうわけです。どうしていいかわからない。
そして今度は前後と左右と、今度は上下にも行ける3次元アリさんがやってきたの。
3次元アリさんは壁を見てこう言います。「乗り越えればいいじゃない。」
そして3次元アリさんたちは横にずーっと伸びる壁を乗り越えて新しい世界に行くことができます。
この話で僕が言いたいことは、上から見て下から見てというふうに新しい視点からものを見ることで、また新しい解決策が見つかるんじゃないかと。宇宙に人間が行くということは、単に遠くの星に行くことだけじゃなくて、地上で抱えている問題を新しい視点で見て、また新しい解決策が見つかるんじゃないかと。そういう事なんです。

っとまあ大体こんな感じ。野口さんの考え方って本当のところはよくわからないけど、まあ、そんな考え方もアリじゃないかって。僕はこの話を聞いてなるほどなあって。まあ確かに解決策を見出すにはそんな風に別の視点から見つめてみるのもいいんじゃないかって。



7月6日(金)17:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | オモシロ理論 | 管理


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